人はいかにして逆ピラミッドの境地へと達するのか。記憶の中のトーストマスターズの出来事をたどり、現在そして明日への指標を探る、ささやかな独白です(H2O, DTM)。


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[東京BL編] たった一つの冴えたやり方

熊本でのコンテストが行われる直前の4月21日例会には少々思い出がある。この日私は日本語の部でスピーチをした。もう一人のスピーカーが何とあのコール氏であった。東京バイリンガルでは、毎回日本語と英語それぞれの部で二人ずつスピーカーを立てるのが原則だった。人数も多いのでスピーチの順番が回ってくる回数は少ない。私は東京バイリンガルに入って日本語のスピーチをするのは、コンテストを除けば実にこれが初めてで、それまでに行ったのは英語スピーチが2本。東京バイリンガルでは例会に参加しても役割のないことも多かった。

そんな中での初日本語スピーチだったので、少々気合を入れて珍しく念入りに準備をしていた。別にコール氏を意識していたわけではない。コール氏といえばコンテストの常連で、その閃きというか癖のある独特のスタイルが強く印象に残る方である。一緒にスピーチをする機会を頂けただけで十分だった。私のスピーチの課題は「スピーチを組み立てよ」で、この項の表題がそのスピーチ題名であった。雪山での遭難経験を元に、何が冴えたやり方なのかを伝えることを目的としたスピーチとした。入念に準備したのは話の構成ではなく小道具で、紙吹雪を飛ばすことで雪嵐の状況を再現しようと思い、紙吹雪をたくさん作ってポケットに忍ばせ、それをスピーチの最中に撒いた。これが功を奏したのか、ベストスピーカー賞を頂いてしまった。

ちなみに、今夜のトーストマスターは日系アメリカ人の江坂氏で、例会テーマが「ライバル」。私はコール氏をライバル視したことなどは一度もないが、結果としてコール氏を差し置いてベストスピーカーに選ばれたのは今宵限りとなった。スピーチの演出については常日頃考えることだが、結局この日は紙吹雪を撒くことが「たった一つの冴えたやり方」になってしまった。自分としては割と上出来の部類に思えたこのスピーチは、後に2000年ユーモアスピーチコンテストで改稿して発表することになる。そしてこのスピーチが東京バイリンガルにおける最後のスピーチとなった。

もっともそれはこの時点での話で、数年後に復帰することになるとは努々思ってもみなかった。
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by inv-pyramid | 2007-11-07 01:24 | 1999年前半